レ・ミゼラブル 映画 感想 ネタバレあり

皆さんこんにちは!

 今回私が紹介する映画は2012年公開「レ・ミゼラブル」です。日本でも大ヒットし、大きな話題となったので知っている人も多いと思いますが、大まかなストーリーをおさらいしようと思います。

 この映画は基本的にミュージカル調になっています。時は1815年のフランス。妹のためにパン一つを盗んだジャン・バルジャン(ヒュー・ジャックマン)は20年近く強盗・脱獄の罪で囚われ、法の奴隷として労働させられます。そして、ジャベール(ラッセル・クロウ)により仮釈放されますが、生涯危険人物として扱われることとなります。そしてバルジャンは生きるため、一度救ってもらった司教の教会から金属類を盗み、また囚われてしまいますが、司教がそれは私が与えたものだと伝え、二度バルジャンを救います。そこで彼は自らの罪を恥じ、仮釈放の身分証を破り捨て、生まれ変わる決心をします。

 時は流れ10年後の1825年。ジャン・バルジャンは自らの過去を捨て、モントルイユの市長、また工場長となっていました。その彼の工場で働く1人の女性、ファンティーヌ(アン・ハサウェイ)は工場内のいざこざで工場をクビになり、売春婦として生きることとなっていました。そこからバルジャンは救い出しますが、病に侵されていたファンティーヌはバルジャンに、娘のコレットを救って、育てて欲しいと頼みます。

 その後バルジャンはコゼットを救い出し、我が子のように育て、9年の歳月が過ぎます。そこである青年革命家とお互いに恋に落ち、物語は急速に進んでいくといった形になっています。

 バルジャンはファンティーヌから託されたコゼットを、我が子のように愛し、それを自分の使命と課してコゼットを守ります。またコゼットもその愛を感じながら立派に成長し、1人の青年と恋に落ちます。物語全体として、それぞれの愛の行方。また、善より法を信じ、バルジャンを追い続けたジャベール、国の為に仲間と戦うのかそれとも自らの恋する人と一緒に居るのか葛藤する青年。愛だけでなく、自らのそれぞれの信念、使命をどう果たすのか。そういった葛藤も見所の一つです。

 この映画は自分の心の色々な感情を揺さぶられ、大きく心を突き動かされる映画だと思います。まだ見ぬ明日の為に今自分は何ができるのか。自分の信念とはなんなのか。そして愛の偉大さを感じることのできる映画だと思います。そして、これまで舞台というものを見たことが無い私なのですが、一度生でみてみたいなと思わされました。

是非みなさんもみてみてください!

最後まで読んでいただきありがとうございました。